今日は、建築士会 名古屋名東支部 地域貢献委員会で企画して頂いた「名古屋大学減災館 見学会」に参加してまいりました。
この建物は、災害に対する事前の対応をしっかりして、起こり得る被害をできるだけ軽減するために、地震や防災の研究者が集結し、全館が建築耐震技術の開発と実験の場となっています。
平常時は、研究と教育、各種セミナーで市民をつなぎ、大規模災害発生時は各種機関と連携しながら、大学や地域の災害対応の拠点となるところです。
なので今日も一般の方が数名見学に来られていました。
↓ここは最上階の大振幅長周期の揺れを再現する実験施設の内部、最初の外観写真で屋上に丸く突き出た部分。
一般の方はあまり入れないらしいですが、今日来館していた一般の方は、建築士に紛れて見学していました(^_^;) ラッキーですね。
減災館の建物全体を地面に見立てて揺らすことができて、様々な揺れに対する実験が出来ます。
壁に映した屋外や家具などの映像が、実際の揺れに連動して動き、超高層ビルの上部階での景色などを再現してもらいました。
↓地下には免震や減振装置がずらり!
ここはガラス張りで外部から見られるようになっているので、内部には入れなくても見学出来ます。
阪神・淡路大震災からちょうど20年の今年、建物の耐震化はもちろんですが、一人ひとりがみんなで減災の意識を持つことが大切ですね(^o^)/
皆様も一度減災館を見学に行ってみて下さい。
減災館のWEBページ「名古屋大学減災れん啓研究センター」
YouTube「減災館紹介ビデオ」