北欧モダン住宅(38)

北欧モダン住宅(38)

住宅の床材で最も多く使用されるのがフローリングですが、木目の感じや色で室内の雰囲気を大きく左右します。

それに、人が直に触れる部分でもあるので、肌触りも重要な要素となるでしょう。

フローリングは大きく分けて2種類

木材をそのまま床用に加工した、“無垢フローリング”と、合板の表面だけ化粧張りした“合板フローリング”があります。

03_bウォールナット 03_bサクラ 03_bレッドパイン img01ウォールナット img04シバグリ

無垢フローリングは、樹種によって硬さや肌触りが違い、木目の表情も1枚1枚違うので、本物志向の方にお勧め。

年数を経てキズが入っても、それが味わいになりますし、裸足で歩いても、夏はべたつきが少なかったり、冬はヒンヤリ感が少なかったり、質感がとても良いです。

ただ、合板フローリングに比べて価格が高めになるのと、割れや狂いが起きやすく、床鳴りの原因にもなりやすいというデメリットもあり、床暖房を入れた場合などは特に、乾燥による変形が顕著に出るので、材料選びは特に慎重にする必要があります。

一方、合板フローリングには、表面に薄い化粧板を貼った“突板フローリング”と、印刷の樹脂系フィルムを貼った“シートフローリング”があります。

昔ながらのフローリングはだいたい“突板フローリング”。

シートフローリングは、10年ほど前まではまだ高価だったり、柄もそれほど良くなかったので、使う機会も少なかったですが、最近のシートは印刷と言っても、本物と見分けがつかないほど綺麗ですし、価格も突板フローリングと変わらなくなってきたので、ここ数年は使う機会がぐんと増えました。

キズにも強く、色あせも少なく、湿気にも強いので、お手入れが苦手な方や、新しい状態を長く保ちたい方にお勧め。

何が一番良いと言うのは、住む人によって違ってきますが、材料それぞれのメリット、デメリットを考えて選ぶことが大事だと思います(^_-)

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