どこの家にも必ず必要な床下点検口
(※稀に床下点検口を取り付けない場合もあるので、その場合、理由は建築業者に直接お尋ね下さい。)
点検口が必要な理由は、床下にある設備配管などの点検や、シロアリの点検、床鳴りの補修などなど、家を長持ちさせるための作業に必要だからです。
普段は、内部がボックス状になっていて、床下収納として使えるようにしている場合が多いと思います。
設置場所は、1階の床ならどこでも良いですが、設備配管が集中する所の近くだと点検に便利なので、洗面所の床に設置したり、また、床下収納としてストック品などを入れておくのに便利なキッチンの床などに設置する場合も多いです。
そして、この点検口の枠は、アルミ製のものが最も多く使われていて、みなさんも一度は見たことがあると思います。
多く使われているので、当たり前のようになっているのが、点検口のガタツキ
人が頻繁に上を歩くので、どうしても枠が変形してしまい、一度変形したアルミは元に戻らないので、どうしてもガタツキます。
そのガタツキを解消した商品が、下の樹脂製床下点検口
弊社では、この高気密型床下点検口(断熱型)を標準採用しています。
ガタガタとうるさいアルミ製に比べてしっかりしていて、さらに断熱型なので、足元がスースーする事なんてまったくありません。
難点と言えば、気密性が高いため、開ける時に少し重く感じる事ぐらい。
私の経験上、家を新築しようと思った時に、「床下点検口はどんな物が良い?」なんて人はほとんどいません。
ですが、こういう細かい部分で、住み始めてからの快適性やストレスに大きく影響すると思うんです。
アルミ製に比べて価格が高いので、標準採用するかは建築業者の考えによると思いますが、少なくともこういう商品があることぐらいは提案できる建築業者選びをしてもらいたいと思います。(^^)/
※イベントのご案内