SE構法
システム化された木質ラーメン構法。それがSE構法
※SE構法は2002年に、構造計算プログラム「Wolf-2」によって、建築基準法第68条の26国土交通大臣認定(略称:プログラム認定)を、木造で初めて取得しました。
SE構法が実現したのは、住む人の安心と安全。地震に負けない強さと、木造の美しさの両立だった。
木造 住宅 |
SE 誕生 |
被害 ゼロ |
地震 遭遇 |
構造 計算 |
基礎 | Sボ ルト |
耐力 壁 |
構造 部材 |
保証 | S& I |
木造住宅って安全?
今マイホームを木造で建てようとお考えの方、ちょっと待って!!
2階建て以下の木造住宅は、2級建築士以上の有資格者の設計であれば構造関係の書類提出義務がない。(建築基準法第6条第4号)
つまり、今現在も一般に広く普及している木造在来工法の住宅は安心して住めるとは言いきれません。
「建築基準法の壁量計算で耐震基準をクリアしているから安全。」ではないのです。
事実、日本で大震災が発生する度に「壁量規定基準」は変更が行われ、現在の基準は、1950年と比較すると2倍もの基準値になっています。
大震災で被害があってから変更し続ける建築基準法通りに建てた家を、お客様に自信をもって引き渡しできない。だからカーサ・エムプラス株式会社はSE構法を選びました。
SE構法誕生のきっかけは、阪神淡路大震災
1995年の阪神淡路大震災では、6,400人を超える犠牲者の方々の89%が、家屋の倒壊によって亡くなられました。
住む人を守るはずの家が人を傷付けてはならない。こうした思いがSE構法誕生に結びつきました。
構造被害ゼロを確認
記憶に新しい2011年3月11日。東日本にマグニチュード9.0の大地震と大津波が発生しました。
未曾有の災害に遭遇したSE構法の建物は1,227件。中には高さ7.5mの津波の直撃を受けた建物もありました。しかし、全ての建物は震災に耐え、構造被害ゼロが確認されたのです。
あなたの家は
必ず一度は地震に見舞われる。
世界の全陸地のわずか1/400の日本列島に、世界中のマグニチュード6以上の大地震の実に22%が集中しているといわれます。日本は太平洋、北アメリカ、ユーラシア、フィリピン海の4つのプレートの境界面に位置し、約2,000もの活断層に囲まれています。これらの活動の活発化によって、日本にこれから建つ住宅は、確率的に一度は大震災に遭うものと想定されています。建てる側にも住まう側にも、それを見越した家づくりが求められています。
構造計算
一棟一棟、鉄骨造やRC造と同じ手法で構造計算をしているのはSE構法だけ。
建築基準法では、2階建て木造住宅は構造計算が必須とされていないため、一般的な木造住宅では壁量計算と呼ばれる簡易的なチェックしか行われていないのが実情です。しかしSE構法は構造設計のプロが全棟を構造計算しています。
■地震だけでなく、台風などの天災も想定して構造計算する。
■基礎から部材強度に至るまで、家の安全性を数値によって証明できる。
構造計算チェックッポイント
- ①鉛直荷重
- 重さに耐えるか
- ②風荷重
- 強風に耐えるか
- ③地震荷重
- 地震に耐えるか
- A.解析
- 部材一本、接合部一か所ごとの力をチェック
- B.基礎計算
- 地盤に適した基礎か
- C.層間変形
- 建物が大きく変形しないか
- D.偏芯率
- 平面的にバランスが良いか
- E.剛性率
- 上下階のバランスが良いか、ねじれに耐えるか
建物を総合的に計算し把握してから、建物と一体となっている基礎の計算を行います。
A.解析 → B.基礎計算
その後、①鉛直荷重 ②風荷重 ③地震荷重 の3点それぞれについて
C.~E.をチェックしていきます。
基礎
建物を支える地耐力の基準を満たし、地面からの反力を受け止める耐圧版の厚さや鉄筋の太さを適切に設計。
FEM解析
SE構法では、FEM(Finite Element Method:有限要素法)解析により、建物に伝わる力を解析することで、地盤に応じた強固な基礎設計を可能にしています。
Sボルト
接合強度の高いSボルトを全棟採用するのはSE構法だけ。
耐力壁
壁強度は一般在来工法の3.5枚分
耐力壁への性能で最も重要な「せん断強度」の基準が明確で性能の高い「JAS特類構造用合板」を標準採用し、これにより耐震性能を担保しています。
構造部材
集成材だからこそ、構造計算を可能にする。
集成材の強度は、無垢材の約1.6倍
無垢材は自然素材であるが故に、強度にばらつきがあり、構造計算を行うには不向きな素材です。
そこでSE構法では、一定の強度が保たれた集成材を使用しています。
シックハウスも気にならない、業界最高水準の集成材を使用。
SE金物(100年後も同じ強さを持つ金物を全棟採用。)
約600時間かけた塩水噴霧試験においても、試験前の状態とほとんど同じ品質レベルを保ちました。この試験時間は、標準地域で168年、塩害地域で100.8年分の負荷をかけた状態に相当し、強度が永続的に保つことを示しています。
地震に対する強さは、在来工法の最大約5倍の引き抜き耐力を持つ柱脚。
断面欠損が少なく、地震に強い接合部
保証
16年で一度もない、構造に対する瑕疵の事故。あなたの家もその一棟に。
引き渡しから10年。
さらに最長20年までの構造性能を保証。
スケルトン&インフィル
子供が増える。二世帯暮らしになる。家族構成は次第に変わっていくもの。
そんなライフスタイルの変化に応じて間取りを変化させるのが、スケルトン&インフィルの考え方です。
木造ラーメン構法のSE構法なら、躯体や基礎、外壁などの構造部材(スケルトン)と、内装や設備、仕切り壁など(インフィル)を分け、リフォームによってインフィルを大きく変えていくことができます。
資産価値の向上にも繋がる、SE構法の「性能」の一つです。
木造 住宅 |
SE 誕生 |
被害 ゼロ |
地震 遭遇 |
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基礎 | Sボ ルト |
耐力 壁 |
構造 部材 |
保証 | S& I |