北欧モダン住宅(13)

北欧モダン住宅(13)

前回、SE構法の接合部が堅牢で、木質ラーメン構造ができるというお話をしました。そしてこのラーメン構造を利用して住宅を設計した時にどんなメリットがあるか

それはまず、下図のように、構造に必要な出っ張りを最小限にできること。

se-ninge

当然室内の空間は広くとれるし、外壁面の場合は間口いっぱいの大きな窓がつくれます。

そして、新築時に細かく間仕切りしたとしても、構造に関係ない壁として設計すれば、将来の間取り変更も自由に行うことができます。これがスケルトン&インフィルという考え方で、頑丈でシンプルな大空間を骨組みとして建物をつくり、中の間仕切りや付属部材はフレキシブルに更新していくことで、次の世代、また次の世代へと受け継いでいける資産価値の高い家にすることが可能になります。

SE構法でつくるラーメン構造のスペックとしては、下図

ラーメンフレーム小

耐力壁を使わない耐力フレームで、最大スパン9mの開口が可能。ビルトインガレージで3台駐車や、テラスに向かって全開口の窓など、設計の自由度も広がります。

桜並木沿いの家で、春には大きな窓を開けっぱなしてお花見なんて、夢が膨らみますよね(^^)

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