北欧モダン住宅(9)

北欧モダン住宅(9)

今回は、北欧とは関係ないですが、構造のお話です。

家を建てようと思った時に、まずどこに建築を依頼するか決めないといけませんが、お知り合いの業者さんや、お気に入りのハウスメーカーでもない限り、どこに頼んだらいいのかわからない方も多いのではないでしょうか?。住宅展示場へ行っても、どこもそれなりに良さそうだし、価格を考えるとローコスト系も気になる。

ハウスメーカーや、ローコスト系住宅を酷評するコメントは他の口コミサイトで検索して頂くとして、じゃあ何を決め手に業者選びをしたらいいのか、そんなときに、建物の構造から考えていくというのも一つの手だと思います。

構造の種類をコストの高い順に並べると、(鉄筋コンクリート造【RC造】)→(鉄骨造【S造】)→(木造在来工法 及び ツーバイフォー工法)の順になりますが、2階建て以下の木造住宅は構造計算書の提出義務がないため、しっかりした安全検証がされていないのが現状です。超簡易な壁量計算という耐力壁の検討を構造計算と勘違いしている業者さんも案外多いのでご注意ください。「壁量計算をしているから大丈夫」とか「建築基準法に準拠しているから大丈夫」というのは注意が必要です。

その点では、RC造とS造はよっぽど小規模なものを除いては構造計算をして安全性を検証しないと建てられないので、構造上は安心できると言えます。

だったら、RC造やS造なら良いかというと、他にも検討の余地があるので、次回、まずRC造について検討していきます。

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