太陽エネルギーを利用というと思いつくのは「太陽光発電システム」だと思いますが、その他に「太陽熱利用システム」というものをご存知でしょうか?
集熱板で集めた太陽熱で水を温めてお湯を作るもので、下の画像の物が最もシンプルなタイプ
機器の構成が単純で、導入の歴史は古く実績も多いが、悪質な訪問販売の問題や、流行の移り変わりで、20年以上前に比べると販売台数は減少していました。
しかし昨今の省エネ意識の高まりや、経済性の再認識などで、今また盛り返しつつあるシステムです。
いろいろと調べてみると、メリットが大きいことに驚かされます。
まず、構造が単純なため故障しにくいこと。そして初期費用が安いので“もと”を引くまでの期間が短く、費用対効果が高いこと。
ちなみに年間の水道光熱費のうち最も割合が多いのは電気代で、次いでガス代・水道代の順。用途別では冷暖房より給湯の比率が高いといわれているので、その大部分を自然エネルギーで賄えれば、大幅に光熱費を削減できることになります。
下の画像のように、屋根には集熱板だけ設置して、貯湯タンクを地上に設置するタイプもあるので、「外観デザイン的にどうかなあ。」という方にもお勧め
さらに最近では、太陽熱温水器を、ガス給湯器と合体させたものもあり、冬などで温水が温まりにくい時も、沸増して使えます。
このタイプで、屋根に太陽光発電パネルと同時設置できるものもあるので、見た目もエコ性能も高いシステムを組めます。
太陽光発電システムを含めて、こういった設備機器を選ぶ場合、いくら環境に良いとか再生可能エネルギー推進と言っても、いざ買うとなったら気になるのは、どれだけ節約できて、どれだけお得か、費用対効果の低い商品は売れません。
それを踏まえてもこれらの商品は、今後もっと売れるかもしれませんね(^^)/
もちろん、弊社でも取り扱っていますので、興味のある方はお問い合わせください。