国土強靭化?

「強くしなやかな国民生活の実現を図るための防災・減災等に資する国土強靭化基本法」が、12月4日夜の参議院本会議で可決、成立し、12月中旬に公布、施行される見込みだそうです。

概要を読んでも、いまいち具体的な事がわかりませんが、住宅の耐震化もその中で強く推進されてくると、以前から言われています。

se-logo

弊社で建てさせて頂く物件は、全て「耐震構法SE構法」を採用し、鉄骨造やRC造と同じように、構造計算をし、構造強度のはっきりした、安心して住んで頂ける家を提供しています。

Flame - コピー

木造2階建て以下の住宅は、構造計算なしでOKという法律をご存知でしょうか?(通称:四号特例)

新築の戸建住宅の約9割が木造で、内約7割が在来工法だと言われ、その中で、3階建てを除くほとんどの住宅が、構造計算なしで、合法的に建てられています。

一応「壁量計算」や「四分割法」など、簡易的な計算はしているので、簡単に倒壊するものではありませんが、大地震に対して安全かどうかは曖昧なのが現状です。

実際に、建築基準法を守って建てられた、木造在来工法2階建ての住宅を、構造計算してみると、2~4割程、強度が不足するという報告もあります。

過去の大震災で大規模な住宅の倒壊がある度に、建築基準法が改正され、壁量を増やしたり、補強金物を追加したりという対策がとられてきましたが、曖昧なままの強度を、少しずつ強くしてきただけで、根本的な解決になっていないし、建てる側の工務店も、合法だから改善されることはありません。

それを解っていても、木造在来工法で良い!というお施主様は、仕方ないので、どこかのなるべく誠実そうな工務店で建てて頂くとして、

地震による家の倒壊で命を落すのは嫌だ!という方は、是非、弊社でSE構法の家を建てて頂きたいと思います。

柱脚 2階金物

「カーサ・エムプラスはちょっと遠いなあ」という方は、全国の【SE構法登録施工店】を検索して頂ければと思います。

フランチャイズとかではないので、会社同士の繋がりはほとんど無いですが、SE構法を採用し、耐震や構造強度に対して、真摯に向き合っている優良な会社だと言えます。

国土強靭化法がなくても、住む人の安全を守るのが、建築士や工務店の役割だと私は思います。

 

お問い合わせは

イベントのご案内

■■■12/15(日)初めての家づくりセミナーを開催します。

 

 

 

ブログカテゴリの最新記事