今回は、あまりフィーチャーされることのない、洗濯機置場についてです。
下の画像は、一般的な洗濯機置場で、洗濯機の下に「防水パン」があります。
近頃は、この防水パンを無しにして、下のように、排水トラップだけを設置するケースも多いようですが、私はあまりお勧めしません。
普段から洗濯機の下に隠れた部分なので、ほとんど点検ができず、水漏れしていても気づかないので、床にダダ漏れになってしまってから焦ることになります。
洗濯機が進化しているから漏れない、と言う人もいるかもしれませんが、漏れる部分が洗濯機本体ではないのです。
排水管の接続部分が緩んだだけでも漏れますし、給水の接続部分も外れれば床に垂れますし、古くなった洗濯機の排水管は、中間で割れて漏れることもあります。
それに、パン無し用の排水トラップは、床下のトラップ部分が小さいものも多く、そこに洗濯洗剤が詰まって排水不良となり、逆流して漏れたという例もあります。
洗濯をする時に、洗濯機の前に付きっきりだったら、被害は最小限に出来るかもしれませんが(^_^;)
洗濯機の設置は電気屋さんがするかもしれませんが、排水の接続もパン有りのほうがやりやすいです。
という事で、防水パンはあったほうが良い。
そして、もう一つ洗濯機置場に必要なものは、給水栓(蛇口)ですね
上の画像は一般的な洗濯機用水洗ですが、壁から出っ張っているため、洗濯機設置の邪魔になったり、小物置場の邪魔になったりします。
なので、出来るだけ出っ張りの少ない物のほうが、何かと便利だと思い、弊社では下の画像の商品を採用しています。
壁の中に埋め込むタイプなので、邪魔にならず、見た目もスッキリしていてお勧めです。
他にもリネン庫や、洗濯物の仮干しスペースなどなど、洗濯機置場だけでもいろいろと検討することがあるものです(^^)/