住宅の浴室と言えば、最近はほとんどがユニットバスです。
ユニットバスと言っても、アパートやビジネスホテルと違って、戸建て用のものは、デザインも良くなって、機能的にもどんどん良いものが出てきます。
昔の浴室は、現場で造作して、タイル貼りという浴室が多かった為、水が壁から浸み込んで構造材が濡れ、湿気の好きなシロアリに食われる、なんて当たり前でしたが、今時そんなことはほとんどありません。
私がお客様に提案する場合も、標準的なユニットバスをまず提案していますが、やはり水漏れの心配がほとんど無いとか、掃除がしやすい事が一番だと思うからです。
カッコいい造作の浴室を造っても、水漏れしたら台無しですし、豪華な浴室を誰に見せるんだろう?と思ってしまいます(^_^;)
ただ、やはり仕事柄、いろいろな商品を見ていると、少し変わったものに惹かれるもので、下の画像ような脚付きの浴槽が良く見えたり、我に返って「浴槽下の水垢やスライムは掃除し辛そう」と思い直したり・・・。
下の画像は、壁や床がタイル貼りで、一見造作っぽいですが、これもユニットバスで、これだったら良いなあと思います。
無駄な装飾がなくて、特別な高機能機器も無いシンプル設計。ただこのメーカー、以前は名古屋ショールームがあったのに、今は無くなってしまって、お客様に提案し辛い(^_^;)
タイルの目地が汚れるのは、目地材の進歩によって少なくはなっていますが、やっぱり汚れますので、気になる方には向きませんね(^^)