北欧モダン住宅(44)

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「巾木」(はばき)という部材をご存知ですか?

既に家を建てられた方は知っていると思いますが、床と壁が接する部分の、壁側に付いている、そう、そのちょっとホコリが溜まるところ、それが「巾木」です。

大きさは様々ですが、ほとんどのお宅に付いていると思います。

ホコリも溜まるし、そもそも要るのか?というと、“無くても出来るが、あったほうが良い。”です。

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掃除機をかけたり、床の拭き掃除なんかをすれば、どうしても壁のクロスを傷めることになりますので、その保護のために付けるもの。

工事に関して言えば、巾木があったほうが、後から貼るクロスの納まりが良く、綺麗に仕上げられるというメリットがあり、決して粗を隠すために付いている物ではありません。

デザイン的には好き嫌いもあるので、最終的にはお施主様の希望に合わせていますが、私自身はあまり目立たないのが好きで、なるべく小さい物にしたり、壁仕上げの色に合わせて白いものにしたりします。出来れば巾木なしにしたいところですが、上記の理由からお勧めはできませんね。

下の画像は、アルミ製で約1cmほどの小さな巾木。以前私のお客様のお宅でも採用しましたが、スッキリして良い感じに仕上がりました。

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こういう目立たない部分でも、付ける物の大きさや色によって、部屋の佇まいが変わってきます。

「何が違うかわからないけど、何となく良いねえ。」と言ってもらえるかも(^^)

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私の知る限り、小さくて、施工性が良くて、ある程度色も選べるという物が無いので、建材メーカーさん頑張って作って下さいm(__)m

 

カーサ・エムプラス株式会社は、明日から夏季休暇。19日(月)から通常営業となります。

 

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